( (*この記事は日本からのジャカルタ出張をされるビジネスマン向けに書いております。)

ジャカルタの最重要部・モナス(独立記念塔)のある広場に面した国立のインドネシアの国教であるイスラム教の寺院であるモスク

ジャカルタの最重要部・モナス(独立記念塔)のある広場に面した国立のインドネシアの国教であるイスラム教の寺院であるモスク
GFDL [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

初めてジャカルタに出張した日本人ビジネスマンが驚くのが、近所のモスクのスピーカーから流れてくるイスラム教徒のお祈りです。会話に困難をきたすほどの大音響で流れてきます。オフィスの窓を開ければさらに大音響になることは間違いありません。このお祈りは、神道でいう祝詞(のりと)みたいな調子でメロディーに乗せてアラビア語で語られます。生放送です。

私は2014年6月1日からジャカルタに駐在をし始めたばかりで、現在は業務研修のため乗務員(ドライバー)のオフィスに通勤しております。そのオフィスはサリナデパートからワヒッドハシム通りを東に800mのところ(ゴンダンディア駅近く)、メンテン地区に位置しており、近所のモスクから毎日5回の大音量のお祈りの声が流れてくるのを聞くことができます。

イスラム教徒は一日5回のお祈りをすることになっています。それぞれに名称があり、お祈り時間も若干異なっています。お祈り時間の冒頭にだけ大音量音声が流されるようで、お祈り中ずっとではなさそうです。

  1回目.SUBUH (スブー):04時30分 頃、2分程度(お祈り所要時間は10分程度)
  2回目.ZHUHUR(ズフール):12時頃。4分程度(お祈り所要時間は15分程度)
  3回目.ASYHAR(アシャール):15時頃、4分程度(お祈り所要時間は20分程度)
  4回目.MAGHRIB(マグリブ):18時頃、3分程度(お祈り所要時間は10分程度)
  5回目.ISYA(K)(イシャッ):19時頃、4分程度(お祈り所要時間は4分程度)

上記の情報は、弊社に所属するスカルノハッタ空港送迎、ジャカルタ工業団地送迎に日夜活躍するインドネシア人ドライバーに確認したものです。近所のモスクのお祈りがスピーカーから流される時間は以下のとおりです。モスクによって若干の時間のずれがあるとのことです。またその日の宗教指導者の気分で長さも変わるとのこと。この記事執筆中は、19時からのイシャの真っ最中です。宗教指導者がノリノリなのか、8分間くらい続いていました。どちらにしても仕事への集中力が途絶えるのには変わりありません。

宗教というセンシティブな領域なので、一日5回のお祈りをしてはいけないということを日本人マネジメント側から乗務員(ドライバー)に対してオーダーすることはありません。しかし実際には、お客様を送迎している間はお祈りを優先させることはなく、オフィススペースでお祈り場所を設けているわけでもありません。敬虔なイスラム教徒でもジャカルタという大都会でプロとして働いている乗務員(ドライバー)さんたちは、お祈りよりも仕事を優先しているようです。

PR. 写真は、ジャカルタ中心部にあるイスティクラル・モスク。先日も工業団地訪問から市内に戻ってこられたお客様が観光に立ち寄られました。弊社の運転手付レンタカーを1日からチャーターをご利用の方は、基本料金/8時間でビジネス目的と観光目的の両方使用できます。