(*この記事は日本からの短期出張をされるビジネスマン向けに書いております。)
続々とインドネシア・ジャカルタに進出する日本企業
ジャカルタの近郊に位置する工業団地には既に日系企業の現地法人が入居しており、新規に入居を希望する企業も今後急増していくことが予想されています。それに伴い、日本からジャカルタに短期出張をするビジネスマンの業種は製造業、商社などの他、サービス業も増加傾向にあります。また、職種についても多種多様です。弊社のドライバー付きレンタカーサービスをご利用いただいているお客様も、マネジメント(管理職)、フロント実務担当者、技術者(エンジニア)と多種に渡っています。
ジャカルタの工業団地(名称、立地エリア、市内からの距離、所要時間)

ジャカルタ EJIP 工業団地管理事務所
日系企業が入居する工業団地は、20年以上前に開発されたジャカルタ(スカルノハッタ)空港近郊のタンゲラン(ジャカルタ市内から西に位置)、そして近年開発の進んでいるジャカルタの東に位置するMM2100工業団地(ブカシ:市内から27キロ、所要時間市内から1時間半)、ダイワ・マヌンガル工業団地(ブカシ、市内から30キロ、所要時間市内から1時間半)、EJIP工業団地(ブカシ、市内から31キロ、所要時間2時間)、ジャバベカ工業団地(ブカシ、市内から27キロ、所要時間市内から2時間)、GIIC工業団地(チカラン、市内から37キロ、所要時間市内から2時間)、KIIC工業団地(カラワン、市内から46キロ、所要時間2時間半、ミトラカラワン工業団地(カラワン、市内から55キロ、所要時間3時間)、インド大成工業団地(チカンペック、市内から68キロ、所要時間3時間半)、他があります。
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ジャカルタMM2100工業団地入り口
ジャカルタでビジネスアポに遅れないようにするためのアドバイス
ジャカルタに短期出張するビジネスパーソンにとって、訪問先のアポイントメントに遅れないようにすることにまず注意を払わなければならないでしょう。特にジャカルタの交通渋滞は一般の日本人が予想する以上のものがあります。ひどいときには、500メートル進むのに1時間かかったり、時期と曜日によっては混雑状況に違いがあります。ジャカルタでビジネスアポに遅れないようにするためには、次のような項目に気をつけなければなりません。
1)到着翌日以降に使用する交通手段(車、タクシー、レンタカー)の手配をしておくこと
出張前にあらかじめ交通手段(車、タクシー、レンタカー)を手配しておくことで、現地でのあわただしいスケジュールがスムーズに進みます。タクシーを利用して工業団地まで行くことは可能ですが、現地でのアポが終わってジャカルタ市内のホテルに戻る際にタクシーを拾うのは至難の技です。突然の雨、スコールなどの際にはタクシーを拾うのはより困難になります。
2)空港から一般のタクシーを利用するときには列に並ぶ場合がある。
空港での入国審査が終わり、到着ロビーでは簡単にタクシーを拾うことができます。水色のボディーのブルーバードタクシーは初乗り運賃が7000ルピア(2014年6月現在のレートで60円)です。市内中心地までは2000円くらいで行くことができますが、ジャカルタ市内で交通渋滞に巻き込まれると、メーターはどんどん上がっていきます。到着ロビーからブルーバードタクシーに乗る際、夕方の到着ラッシュ時には長い列に並ばなければなりません。(ジャカルタのスカルノハッタ空港からのタクシー移動)夕方に到着しても市内に入る頃にはすでに暗くなっております。暗くなって到着する場合には、「スムーズにホテルまでたどり着けるだろうか。」という不安がある場合もあるでしょう。
3)ホテルを出発する時間を考慮する。
ホテルを出発する時間が朝7時前なら比較的道はすいている場合があります。しばらくすると予想だにしない交通渋滞(ラッシュアワー)が始まりますので、高速道路のインターチェンジまでたどり着くのに1時間もかかることもあります。余裕を持って出発することをおすすめします。インドネシアは日本と同じ車左側通行です。ジャカルタ市内は交差点での事故を防ぐために大きな交差点でも右折ができないが多々あります。その場合は一旦直進して途中の中央分離帯の途切れたところでUターンするという方式をとりますので、近くにいくのにも意外と時間がかかったりする場合があります。
4)曜日によっての交通渋滞状況がかわる。
金曜日は一日中交通渋滞が発生しやすくなっています。イスラム教徒が94%を占めるインドネシアでは、特に金曜日の午後はモスクでのお祈りの時間があり、市内は大渋滞になります。日曜日は比較的すいています。
5)断食月(ラマダン)直後の断食月明け大祭(レバラン)の帰省ラッシュ
2014年、今年の断食月(ラマダン)は6月28日から7月27日、それに続く断食月明け大祭(レバラン)は7月28日、29日です。7月28日の週は有給休暇をとって一週間ほど故郷に帰省するインドネシア人も多いので、帰省ラッシュの交通渋滞も考慮して移動をしなければなりません。
6)タクシーで工業団地の訪問先に行く場合は、乗車するタクシーを選ぶこと
ブルーバード、シルバーバード、エキスプレスのタクシーは乗務員への教育が比較的行き届いており、遠回りをされたり雑な運転をされたりすることが少ないようです。ただし英語が通じることは少ないので、大切なビジネスアポイントメントでそれらのタクシーを利用するときには、時間の余裕をもって乗車したほうが良いでしょう。
6)ドライバー付きレンタカーサービスを利用するとき
現地新聞、小冊子媒体などでレンタカーサービスの広告が掲載されています。日本人、日本語スタッフが常駐していない会社もあり、手配時には少なくとも英語でコミュニケーションすることが必要になります。弊社では、日本人スタッフがお客様からのお電話対応とメール対応をして、綿密な運行管理のもと乗務員(ドライバー)に指示を与えております。お客様の大切なビジネスアポイントメントの時間を常に考慮して、「安全に、快適に、正確に」をモットーに運行しております。さらに弊社の乗務員(ドライバー)は、日本人対応に慣れており、日本式接客マナーや日本語会話の習得にも日々熱心に取り組んでおります。
PR. ドライバー付きレンタカーを一日からチャーター可能です。空港送迎から工業団地訪問、余った時間の市内観光まで幅広くご利用いただけます。
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投稿者: 大坪 央治
株式会社Butler Japan 代表取締役・運行管理資格取得者
2012年11月より、インドネシア・ジャカルタで日系企業、
駐在員、短期出張者向けにドライバー付きレンタカー
サービスを行っています。
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